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第2回ボルネオ島 ボルネオ島旅行記〜幻のミミナシオオトカゲを求めて〜

ミミナシオオトカゲ、その実態に迫る−分布域、個体数、活動期−

  • ワニのような存在感がある

    流木の上に乗せて撮影。ワニのような存在感がある

  • ミミナシオオトカゲの分布域ですが、今回は西カリマンタンで発見する事が出来ました。模式産地であるサラワク州とは数百qは離れていますし、地理的な障害も少なくありません。これは次の二つの事を示唆していると考えられます。

    • 実際はボルネオ島に幅広く分布している可能性
    • ボルネオ島内でも限られた場所に、飛び石的に局所分布をしている可能性

    かつてはボルネオ島に広く分布していたと思われますが、時の流れとともに減少し、現在は局所的に分布しているのではないでしょうか。環境依存性が高く、移動性の低そうなミミナシオオトカゲが、この時代に分布域を広げられるとは考えにくいでしょう。 今回の調査でミミナシオオトカゲが雨期に活動しているという事は、間違いないと考えられます。では、乾季はどうなのでしょう?同様に活動しているのでしょうか?それとも、土や落ち葉の中に潜って、厳しい季節を乗り越えているのでしょうか? 発見例の少ない種類であるわけですから、個体数はそう多くないでしょう。人目に付かない隠蔽性の高い動物ではあると思います。もしかしたら、今後も新たなるミミナシオオトカゲの産地が見つるかもしれません。そう夢を見させるほどに、ボルネオの自然は深く、謎に満ちているのです。

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ミズベトカゲ

水辺を歩くミミナシオオトカゲ。

もしかしたら、これからも本種の産地が発見されるかもしれない

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